
中野水産が販売する「おともがき」。
この牡蠣の佃煮は、広島の牡蠣と東京の職人技が出会うことで生まれた商品です。
7月、その製造を担当する遠忠食品を訪ね、
おともがきがどのような現場で、どのような想いで作られているのかを確認してきました。
遠忠食品とは:大正2年創業、江戸の佃煮職人

遠忠食品は、大正2年に東京で創業された老舗食品メーカーです。
創業からおよそ110年。その間、佃煮という日本の伝統的な食品を作り続けています。
遠忠食品の本社は東京都中央区日本橋にあり、製造工場は埼玉県に位置しています。
こだわり
遠忠食品は素材選びに厳格です。
化学調味料や合成添加物を使わない製法を貫き、国産の素材のみを使用しています。
工場訪問:職人たちの現場
7月、遠忠食品の埼玉工場を訪ねました。
豆板醤づくりの現場を視察
その日、工場では豆板醤が大きな鍋で、職人の手によって混ぜられていました。
機械ではなく人の手で、丁寧に混ぜ込まれている光景。
その作業風景から、細かな調整と注意深い対応が、製造のいたるところで行われていることが伝わってきました。
複数の商品を試食
訪問時には、おともがき以外にも複数の商品を試食する機会がありました。
写真に映っているゴチュジャンなども含め、遠忠食品が製造する様々な商品の味わいを確認することができました。
それぞれの商品から、素材の良さを活かしながら、丁寧に作られているという姿勢が伝わってきました。
中野水産とのつながり:丁寧な営みの交わり

中野水産が遠忠食品に製造を依頼した理由は、単なる技術の問題ではありません。
中野水産の牡蠣養殖と、遠忠食品の佃煮製造には、共通する姿勢があります。
詳しくは、中野水産が4月に公開したおともがき誕生についてのブログを参照いただきたいのですが、その中で述べられているように、中野水産は素材へのこだわりを第一としています。
遠忠食品も同じく、素材を選び抜き、その良さを活かすことを大切にしています。
人手をかけた作業
中野水産の牡蠣養殖には、機械化できない部分に人手がかかっています。
海の状態を読み、季節ごとに対応する。その判断と手作業が必要です。
遠忠食品の製造でも、工場訪問で目の当たりにしたのは、職人たちが丁寧に、手作業で製品を作り上げている現場でした。
伝統を守る意思
中野水産が提供する冷凍牡蠣の品質は、牡蠣養殖という長年の営みによって確保されています。
遠忠食品が守り続ける佃煮づくりの基本は、創業から今日まで受け継がれた伝統です。
どちらも、伝統を守り、それを次の世代に渡していこうという意思を持っています。
職人たちの丁寧な取り組み
工場では、複数の製造工程が同時に進行していました。
各工程では、職人たちが素材と向き合い、丁寧に作業を進めている様子が印象的でした。
訪問を通じて感じたのは、遠忠食品という企業が、
単に「商品を作る」のではなく、「素材と真摯に向き合い、丁寧に製品に仕上げる」という姿勢で取り組まれているということです。
呉から東京へ:二つの地の想いが交わる

中野水産の牡蠣が、東京の遠忠食品に届きます。
そこで職人たちの手によって、おともがきに仕上げられます。
調味料は国産のものが選ばれています。味噌、醤油、実山椒。
完成したおともがきが、瓶に詰められ、全国の食卓へと届きます。
呉の海で育った牡蠣。埼玉の職人の技。それが出会うことで、新しい食材が生まれるのです。
おともがきを食卓に:毎日のご飯を豊かに
おともがきは、常温保存が可能で、賞味期限も製造日から180日と長期です。
調理も不要で、ご飯にのせるだけ。生ものが苦手な方でも、安心して召し上がっていただけます。
2つの味わい

うま辛味噌:ご飯が進む、濃厚な味わい
味噌のコクと甘み、そしてピリッとした辛味が特徴です。炊きたてのご飯にたっぷりのせて食べるのが王道。おにぎりの具にしても、お茶漬けにしても美味しい。

しょうゆ山椒:上品な香りとピリッとした刺激
醤油の旨味と、実山椒の香りが楽しめます。白いご飯にのせると、山椒の香りがふわっと立ち上ります。お茶漬けなら、さらに香りが引き立ちます。
職人のこだわりが、毎日の食卓を豊かにする

東京で110年の歴史を持つ遠忠食品の職人たち。
広島で牡蠣を育てる中野水産の生産者たち。
二つの営みが交わることで、おともがきは生まれます。
素材へのこだわり、丁寧な手仕事、伝統を守る姿勢。それらすべてが、一瓶のおともがきに込められています。
毎日のご飯をより美味しく、より豊かに。
職人のこだわりが、食卓を変えます。








